勉強にはコツがあります。
ゴロを活用することもその一つ。
中一の歴史で覚えた「なんと立派な平城京」「鳴くよ(泣くよ)ウグイス(坊さん)平安京」などは、何十年も経った今でも忘れていません。
紹介している語呂合わせは、すべて筆者が作成したオリジナルゴロです。
正確な知識の蓄積は、薬剤師のモチベーションのUP、やりがいにもつながります(˶′◡′˶)
目次
催奇形性のある主な薬剤の覚え方、ゴロ(催奇形性の高い順に)
されどテストみんな散る、悪いペテンに見初められ
されど → サリドマイド
テスト → テストステロン(男性ホルモン)
みんな → ミンA → ビタミンA誘導体
散る → ミコフェノール酸モフェチル
悪い → ワルファリン
ペ → ペニシラミン
テン → 抗てんかん薬
見初 → ミソプロストール
められ → メトトレキサート
◆ 催奇形性のある主な薬剤と出現率
奇形の出現率 | 異常の内容 | |
サリドマイド | 75 | アザラシ肢症 |
男性ホルモン | 40 | 女性外性器の男性化 |
ビタミンA誘導体 | 25 | 小耳症、心奇形 |
ミコフェノール酸モフェチル | 25 | 耳、顔面、四肢の異常 |
ワルファリン | 25 | 鼻の低形成 |
D‐ペニシラミン | 15 | 弛緩性皮膚 |
抗てんかん薬 | <10 | 神経管欠損症など |
ミソプロストール | <10 | 末端四肢欠損など |
メトトレキサート | <10 | 頭蓋骨早期癒合、四肢異常 |
- 抗てんかん薬について:ラモトリギンとレベチラセタムは催奇形性のリスクが少ない。
- ワルファリンについて:人口置換術後など、極めて血栓傾向が強く、ヘパリンへの切り替えが困難な場合、やむを得ずワルファリンを使用する場合がある。その場合でも妊娠初期と34~36週はヘパリンに切り替えることが推奨されている。
- 海外の大規模疫学調査や介入研究によると、葉酸の予防的投与で先天性奇形の発生率が30~70%低減する。
\さくら薬局は候補にありますか?/
\今の職場に満足ですか?/