語呂合わせは最強の記憶術!
目次
血清カリウム値、血清マグネシウム値の基準値の覚え方、ゴロ
血清カリウム値の基準値は3.6~5.0mEq/L。「三浪は困る」などで覚えた後、
血清マグネシウム値の基準値は1.8~2.5mg/dLなので、「血清カリウム値の半分」と覚える。
※「三浪は困る」は筆者のオリジナルでない
- Mg2+は、細胞内においてK+についで多く、ATPの代謝などに関与しており重要。主に細胞内に存在しているため血清Mg濃度の測定のみでは体内のMg2+代謝の状態を正確に知ることはできない。よって血清Mg濃度が正常でも、Mg²⁺欠乏と判断すべき場合もある。
- Mg2+が不足すると、細胞内のATPの代謝が障害され、ROMK(皮質集合管主細胞の管腔側に発現しているKチャネル)の機能の制御が乱れてK+分泌が増し、低K血症を起こす。
- PPIの長期服用は、腸管からのMg2+吸収を抑制して低Mg血症を来す。
わが国でエソメプラゾールマグネシウム水和物(ネキシウム)を長期服用した患者が重度の低Mg血症になった事例が報告されている。 - 高Ca血症時に尿中Mg²⁺の排泄増加によって低Mg血症をきたしていることが多い。
ヘンレループ上行脚(TAL)では陽イオンのNa⁺、K⁺、Mg2+、Ca2+、NH₄⁺が細胞間隙を通して再吸収されているが、高Ca血症になると、TAL管腔側にあるCaSR(カルシウム感知受容体)が活性化され、2価陽イオンの再吸収を抑制するため。
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