勉強にはコツがあります。
ゴロを活用することもその一つ。
中一の歴史で覚えた「なんと立派な平城京」「鳴くよ(泣くよ)ウグイス(坊さん)平安京」などは、何十年も経った今でも忘れていません。
紹介している語呂合わせは、すべて筆者が作成したオリジナルゴロです。
正確な知識の蓄積は、薬剤師のモチベーションのUP、やりがいにもつながります(˶′◡′˶)
パーキンソン病の発症部位
キーパーソンに忠告する
キーパーソン → パーキンソン病
忠告 → 中脳黒質
パーキンソン病は、中脳黒質緻密層のドパミン神経細胞が変性し、ドパミンの欠乏と相対的コリン作動性神経の緊張増加をきたす疾患。
ゾニサミドの適応症の覚え方
ゾニサミド → ゾクゾク → 震え
- ゾニサミドは、てんかん治療薬として日本で開発された薬で、パーキンソン病にはてんかんよりも少ない量(25~50㎎)で効果があるとされている。
- ドパミン合成を促進し、MAOb活性阻害によるドパミン分解を抑制し、レボドパ効果のオフ時間を減らすと言われている。
- 震えに有効性が高いと言われているが、トリヘキシフェナジルに比べれば効果はやや劣る。
MAOb阻害薬の覚え方
まおはセレブ、ラサールでサーフィン
まおは → MAOb阻害薬
セレブ → セレギリン
ラサールで → ラサギリン
サーフィン → サフィナミド
早期パーキンソン病に使われる薬と覚え方
65歳未満のOBはバカばっか
OB → MAOb阻害薬(セレギリン、ラサギリンのみ)
バカばっか → 麦角、非麦角
65歳未満でパーキンソン病を発症した若年性患者には、ドパミン作動薬(麦角系と非麦角系がある)か、MAOb阻害薬を単独で開始することが推奨されている。
これにより、レボドパの使用を先に延ばすことができる。
一方で、精神症状発現リスクが高い場合や当面の症状改善を優先させる特別な事情があればレボドパ製剤からの治療が推奨される。
この場合は、少量から漸増していき、その過程で運動合併症の発現リスクに配慮しつつドパミン作動薬やMAOb阻害薬を併用する。
ドパミン作動薬やMAOb阻害薬で治療開始した群と比較して、レボドパ製剤で治療開始した群でジスキネジアの出現が高かった(PD MED試験)。
なおゾニサミドとセントジョーンズワートは、一般にMAOb阻害薬と分類されていませんが、MAOb阻害作用があります。
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