勉強にはコツがあります。
ゴロを活用することもその一つ。
中一の歴史で覚えた「なんと立派な平城京」「鳴くよ(泣くよ)ウグイス(坊さん)平安京」などは、何十年も経った今でも忘れていません。
紹介している語呂合わせは、すべて筆者が作成したオリジナルゴロです。
正確な知識の蓄積は、薬剤師のモチベーションのUP、やりがいにもつながります(˶′◡′˶)
目次
アパルタミド、エンザルタミドのCYP誘導基種の覚え方、ゴロ
アパパのサルを誘導し、三重西区へ行くピー
アパ → アパルタミド
サル → エンザルタミド
三重 → CYP3A4
西区 → CYP2C9
行く → CYP2C19
ピー → P糖タンパク質
- 前立腺がんにおける薬物治療は、ADT(アンドロゲン除去療法)とARSI(新規アンドロゲン受容体シグナル阻害薬)による治療に大別されるが、アパルタミド・エンザルタミドはともにARSI。
- アパルタミドは、主にCYP2C8、CYP3A及びカルボキシエステラーゼにより代謝される。また、CYP2C9、CYP2C19、CYP3A、P糖蛋白、BCRP及び有機アニオントランスポーターOATP1B1を誘導する。
- エンザルタミドは、主にCYP2C8で代謝される。また、CYP3A4、CYP2C9、CYP2C19、CYP2B6、UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)、P糖蛋白に対して誘導作用を示し、P-gp、乳癌耐性蛋白(BCRP)、有機カチオントランスポーターOCT1、OAT3に対して阻害作用を示す。
- ダロルタミドは、主にCYP3A4によって代謝される。また、BCRP、OATP1B1及びOATP1B3の阻害作用を示す。誘導作用は確認されていない。
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