勉強にはコツがあります。
ゴロを活用することもその一つ。
中一の歴史で覚えた「なんと立派な平城京」「鳴くよ(泣くよ)ウグイス(坊さん)平安京」などは、何十年も経った今でも忘れていません。
紹介している語呂合わせは、すべて筆者が作成したオリジナルゴロです。
正確な知識の蓄積は、薬剤師のモチベーションのUP、やりがいにもつながります(˶′◡′˶)
目次
薬物動態が頭打ち型の非線形性を示す薬剤の覚え方、ゴロ
「バレリーナさぼり、頭打たれる」
バレ → バルプロ酸
リーナ → リナグリプチン
さぼり → スボレキサント
頭打たれる → 頭打ち型の非線形薬物
- バルプロ酸、リナグリプチン、スボレキサントなどは、投与量(X軸)と血中薬物濃度(Y軸)を表すグラフが頭打ちの非線形性を示す。
- 消化管吸収や尿細管再吸収に関わるトランスポーターの飽和、または血漿タンパク結合の飽和が原因。
- 血中濃度の上昇が見られなくても薬物の組織移行がどんどん進んで、薬効が強く表れる恐れがあり注意が必要。
- 低栄養状態、加齢、妊娠、ネフローゼによる尿中へのタンパク質漏出や心不全、糖尿病、熱傷などがあると血漿アルブミン値が低下し結合できる薬物量が減少するため、更に要注意。
頭打ち型非線形薬物とは対照的に、急上昇型の薬物動態を示す薬剤としては、フェニトイン、テルミサルタン、パロキセチン、フルボキサミンがある。
\さくら薬局は候補にありますか?/
\今の職場に満足ですか?/