勉強にはコツがあります。
ゴロを活用することもその一つ。
中一の歴史で覚えた「なんと立派な平城京」「鳴くよ(泣くよ)ウグイス(坊さん)平安京」などは、何十年も経った今でも忘れていません。
紹介している語呂合わせは、すべて筆者が作成したオリジナルゴロです。
正確な知識の蓄積は、薬剤師のモチベーションのUP、やりがいにもつながります(˶′◡′˶)
目次
ST合剤の感受性菌の覚え方、ゴロ
スターニュース~ペコペコのリスが農家のブドウをまるっと食べた
スター → ST合剤
ニュース → ニューモシスチス肺炎
ペコペコ → PEK, nonPEK(クレブシエラを除く)
リス → リステリア
農家 → ノカルジア
ブドウ → 黄色ブドウ球菌(感受性があればMRSA含む)
まるっと → S. maltophilia
- ST合剤は、WHOのAWaRe分類ではAccess抗菌薬に含まれています。
- MRSAによる菌血症や感染性心内膜炎等に対する治療効果は、バンコマイシンやダプトマイシンなどの標準治療薬に劣る。
- ノカルジア、S. maltophilia、ニューモシスチス肺炎の第一選択薬。
- リステリア感染について、患者にペニシリンアレルギーがあるステリア感染について、患者にペニシリンアレルギーがある場合、ST合剤はいい代替薬になる。
- フェニトインやワルファリンと併用すると、ST合剤によるCYP2C9阻害作用により、両剤の代謝が阻害され作用が増強する。
- メトトレキサートと併用すると骨髄抑制の頻度が増加する。これはST合剤、メトトレキサートともに葉酸代謝阻害に関わるため、葉酸欠乏が強まり骨髄抑制などの副作用が増強されることによる。
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